01. 音楽の要素 / elements of music

02. 音程 / interval

音程 / interval

音程とは、二つの音の高さの隔たりのことである。これは、周波数の比率や、楽譜上での音符間の距離によって測られる。音程には、半音や全音といった基本的なものから、長音程、短音程、完全音程、増音程、減音程など、様々な種類が存在する。これらの音程は、...
04. 音階 / scale

コードとスケール / chord and scale

コードとは、複数の異なる音高が同時に響くことで形成される和音であり、楽曲のハーモニーの基礎となる。スケールとは、特定の規則に従って音高を順に並べた音列であり、楽曲の旋律やコードの素材を提供する。コードはスケールに含まれる音を基に構成されるこ...
05. 和音 / chord

音の相性 / compatibility of sounds

音の相性とは、複数の音が同時に響いた際に、心地よく調和するか、あるいは不協和に感じるかの度合いを指す。これは、それぞれの音の周波数比率や、それによって生じる倍音の干渉などが複雑に関わって決定される。一般的に、単純な整数比で表される周波数比を...
03. 旋律 / melody

ユニゾン / unison

ユニゾンとは、複数の演奏者や声楽家が、同じ旋律を同じ音高で同時に演奏または歌唱することである。文字通り「単一の音」を意味し、異なる楽器や声質であっても、同じ音の高さとリズムで演奏されることで、一体感や力強さを生み出す効果がある。オクターブ違...
04. 音階 / scale

短音階 / minor scale

短音階は、長音階とは異なる全音と半音の順序を持つ7つの音から構成される音階だ。基本となる自然短音階は、「全、半、全、全、半、全、全」という順序で並び、長音階に比べて暗く、不安定な響きを持つ。この自然短音階の他に、旋律的短音階や和声的短音階と...
04. 音階 / scale

長音階 / major scale

長音階とは、全音と半音の特定の順序で構成された7つの音からなる音階のことである。その順序は「全、全、半、全、全、全、半」であり、この規則に従うことで、明るく安定した響きを持つ音階が生まれる。長音階は、西洋音楽の基礎となる音階の一つであり、多...
06. 拍子 / rhythm

リズムの跳ね

リズムにおける「跳ね」とは、本来均等なはずの音符の長さに意図的な変化を加え、独特の浮遊感や躍動感を生み出す演奏技法のことである。具体的には、連続する短い音符において、一方をわずかに長く、もう一方を短くすることで、全体として軽快で弾むような印...
03. 旋律 / melody

ヘテロフォニー / heterophony

ヘテロフォニーとは、複数の楽器や声部が、基本的に同じ旋律を演奏・歌唱しながらも、それぞれが微妙に異なる装飾や変奏を加えることで生じる音楽のテクスチュア(音の絡み合い)のことである。ユニゾン(斉唱・斉奏)のように完全に同じ旋律を奏でるのではな...
04. 音階 / scale

沖縄民謡の音階

沖縄民謡でよく使われるスケールは、琉球音階(りゅうきゅうおんかい) と呼ばれる。これは、西洋音楽のドレミファソラシドの音階から、レ と ラ の音を抜いた ド、ミ、ファ、ソ、シ の5つの音で構成される五音音階(ペンタトニック)である。この独特...
04. 音階 / scale

音階(スケール) / scale

スケールは音の並び方を指す言葉で、日本語では音階という。これは音楽の基本的な要素の一つで、ある音を基準(主音)として、1オクターブ内の音を一定の規則に従って順番に並べたものである。どの音を選ぶか、また音と音の間隔(全音・半音など)をどう設定...