短音程 / minor interval

短音程とは、基準となる音(根音)から数えて、特定の全音と半音の組み合わせによって構成される音程であり、同じ度数の長音程よりも半音狭い音程のことである。例えば、ハ長調のドに対する長3度はミであるが、その半音下のミ♭は短3度となる。同様に、長2度よりも半音狭い短2度、長6度よりも半音狭い短6度、長7度よりも半音狭い短7度が存在する。短音程は、一般的に長音程に比べて、やや暗く、落ち着いた、あるいは不安定な響きを持つと認識されており、短調の旋律や和音の重要な構成要素となる。また、長調の楽曲においても、色彩感や変化を与えるために用いられることがある。

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