長音階 / major scale

長音階とは、全音と半音の特定の順序で構成された7つの音からなる音階のことである。その順序は「全、全、半、全、全、全、半」であり、この規則に従うことで、明るく安定した響きを持つ音階が生まれる。長音階は、西洋音楽の基礎となる音階の一つであり、多くの楽曲の旋律や和声の骨格を形成している。

アイオニアン・スケールは、ドレミファソラシドの並びと同じ音階。メジャースケールのことを理論的に言い換えた名称。モード(旋法)の中で、最も明るい響きを持つ位置づけ。全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音の並びで構成。

コードにするとCメジャーでは、Cmaj7が基本の和音。ジャズでは、Cmaj7のコードに対してこのスケールを当てはめる場面が多い。特徴は、自然な響きと安定感のあるトニック感。

アイオニアン・スケールの語源は、古代ギリシャのイオニア地方。イオニア人という民族にちなんで名付けられた旋法。プラトンやアリストテレスの時代には、情緒的に穏やかな旋律として知られていたもの。中世ヨーロッパの教会音楽理論では、後から加えられた新しいモード。ルネサンス期に「第1旋法」として理論的に整理された位置づけ。現代のメジャースケールと一致するため、最も基礎的で安定したスケールとして認識。

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